2000年代に横行していた悪徳キャッチセールスに遭遇した話

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いずれの御時にか。

池袋や渋谷に行くと必ず遭遇する人種がいました。俗に言う“キャッチセールス”。

今時のヘア&ファッションで俗に言うイケメンと呼ばれる部類の20代前半くらいの若い男性から、通りすがりに声をかけられ暫くまとわりつかれたり、

背後からいきなり肩を叩かれて振り返ると満面の笑顔をされたり。何度も遭遇すると

(ああ、またか…。)

とうんざりしたものです。

初めて“キャッチ”に遭遇したのは渋谷でした。

チャラそうで口調がぶっきらぼうなお兄さんから声をかけられ、一言二言世間話をした後にイルカ(多分、ラッセン)の絵を見せられ、近くに展示会場があるから行かない?と言われました。

私は明らかにお兄さんのタイプではないと察知していたので、これはナンパではない何か面倒なやつでは…と勘が働いて

「母親と待ち合わせしているんです。」

と言うと、そのお兄さんは結構あっさり引き下がってくれました。母親と待ち合わせしているというのはもちろん嘘でしたが、我ながらナイス気転と思いました(笑)

池袋でも様々な“キャッチ”に遭遇しました。

「手相を見せてください」と言ってくる女子(手を見せると「手相がよくない」と言って別の場所に誘導されて高額の壺を買わせるらしい)を頻繁に見かける時期がありました。

少し強面のお兄さんが笑顔で話しかけてきた時は、またいつものやつかと思い無視して通り過ぎたら、いきなり私めがけてタバコの吸い殻を投げられたことも。

タバコは火が残っていなくて、私の足元近くに落ちたので当たりはしませんでしたが

ちょっと待ったりーな!!!

と思ってそいつを振り返って見ると、めっちゃ怒った顔をしていました。吸い殻はそいつが捨てた者なので私は拾わずにそのまま去りましたが。

思い出したらむかついてきた…そしてめっちゃ怒ったそいつの顔、何か笑えてきました(笑)

私が「やられた!」と思った“キャッチ”は中年の小綺麗な男性でした。

「ファッションの調査でアンケートをとっているんです。その上着はどこで、いくらで買ったんですか?」

私がその日着ていたパーカーについて聞いてきたんです。ベージュ色のナイロン素材で全然おしゃれではないのですが、個人的に気に入っていたのでつい足を止めて答えてしまったんですよ。

すると今度は履いているサンダルについて聞かれ、また答えてしまうと

「アンケートの謝礼品をお渡しします。本社が近くにあるので一緒に来てもらえませんか?」

と言われました。普通はそこで

ちょっと待ったりーな!!!

と思うじゃないですか。しかし私は一瞬(え…)と思ったものの、謝礼品がもらえるのか…と本社に着いて行ってしまったんですよ。

その話は長くなりそうなので、別の機会に綴ろうと思います。

ちなみに、友人曰く

「おとなしそうで、ちょっとダサめの女子が“キャッチ”のターゲットになりやすいから気をつけて。」

とのこと…。

ちょっと待ったりーな!!!